葉酸サプリなら効率よく摂取できる

ホウレンソウから見つかった葉酸。ホウレンソウのほかにも、葉物を中心とした野菜を始めとし、フルーツや牛や鶏のレバーなど、様々な食品に含まれています。

 

では、葉酸の1日の所要量を、食品からの摂取で補うことは可能なのでしょうか?

 

厚生労働省が定めた「第六次改訂日本人の栄養所要量」による1日の所要量はいうと、15歳以上の成人男女は200μg、妊婦は400μg、授乳婦では280μgと定められています。この量を満たせているかというと難しいようで、とある調査によると、食事のみでの1日の葉酸摂取量は300μg以下との結果が出ています。

 

特に妊婦、そして授乳婦の葉酸の摂取量が所要量を満たすのが難しい理由には、実は葉酸は水溶性のビタミンであるということを挙げることができます。水溶性のビタミンは熱に弱く水に溶けだしてしまうという性質を持っています。そのため調理の際にゆでたりなどして加熱すると、もともとの含有量の半分近くが流出してしまうとも言われているのです。そのため、意識して葉酸の多い食物を摂っていたとしても、調理の段階でどうしても減ってしまうことは避けられず、結果的に所要量を満たせないことにつながります。また、特に摂取が必要な妊婦の場合、つわりなどの食欲減退により、食事の量自体が減ってしまうことも。となるとおのずと葉酸の摂取量も減ってしまうのです。葉酸が持つ性質と、食生活に大きな変化の表れやすい時期であること。これら二つの要因は、特に妊婦や授乳期において、食事だけで葉酸を補うことを難しくする主な原因となっています。

 

また、葉酸には二つの種類が存在しています。食品に含まれているのは、ほとんどが「ポリグルタミン酸型」の葉酸であり、対してサプリメントなどに含まれているのは「モノグルタミン酸型」という葉酸。また、「ポリグルタミン酸型」の葉酸は、そのままでは体に吸収することができません。そのため体内で分解し、「モノグルタミン酸型」とした上でようやく吸収することができることとなります。ただしここで厄介なのは、「ポリグルタミン酸型」葉酸を「モノグルタミン酸型」葉酸に分解する際、葉酸の50%が失われてしまうのです。たとえばホウレンソウ100gを摂取した際、もともと含まれている葉酸の量は110μgとされています。しかし調理の際の過熱で55μgが失われ、体内での分解において更にその半分が失われることとなり、結果的には110μgの4分の1、27.5μgしか体内に摂取できないということになります。ホウレンソウであれば、1わを食べ切れれば何とか所要量に到達できるかもしれない計算になるのですが、毎日となると、困難を感じる人の方が圧倒的に多そうです。その点サプリメントであれば、摂取の際、そして分解吸収の際における葉酸含有量が減るといったことがなく、無理して食べる必要もありません。効率よく葉酸を摂取できるということが言えるのです。